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宮本徹さん

(日本共産党・衆議)

 安倍首相は2019年10月4日の国会所信表明演説で、すべての子どもたちの無償化が実現したと言った。まったくの大嘘だ。首相の目には朝鮮幼稚園や類似施設の子どもたちは入らないのか。教育の無償化というのであれば、民族教育も含め、子どもの最善の利益を実現することこそ、本来政治が果たすべき責任だ。
 それなのに差別で多くの人が苦しんでいても、誰も責任をとらない。世論の広がりのなかで、政府は自治体が必要と判断すれば類似施設や各種学校について支援を検討すると言い始めた。しかしこれは自治体が必要だと検討しなければ、いつまでも差別が続くということ。
 国策で始まったからこそ、国がすべての子どもに無償化を適用するのは当たり前のことではないのか。

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